注目の新刊 『悪童殿下 愛して怒って闘って 寛仁親王の波瀾万丈』 ダ・ヴィンチ2013年8月号
「ヒゲの殿下」と親しまれ、昨年6月に薨去された寛仁親王の生涯を振り返る評伝。著者が殿下に初めて出会ったアイビーボーイ時代の逸話をはじめ、スポーツや福祉分野への尽力、アルコール依存症、結婚・別居、がんとの壮絶な闘病生活など、激動の人生の真実に迫る。
最終更新 : 2018-06-08
ノンフィクション作家
「ヒゲの殿下」と親しまれ、昨年6月に薨去された寛仁親王の生涯を振り返る評伝。著者が殿下に初めて出会ったアイビーボーイ時代の逸話をはじめ、スポーツや福祉分野への尽力、アルコール依存症、結婚・別居、がんとの壮絶な闘病生活など、激動の人生の真実に迫る。
日本におけるEDの患者数は1130万人だという。友人女性のある体験談をきっかけにこの「男の壁」に興味を抱いた著者は取材を開始。ソウルや台湾、上海やタイなどを巡って各地の現状やED対策をレポートする。『快楽』で知られる著者が新たなテーマに挑んだ一冊。
誰にでも訪れる熟年期を情熱的に生きるには? 『快楽』などの作品で知られるノンフィクション作家が、熟年女性の「美」「健康」「性」を徹底取材。他では読むことのできない女性の本音、生き方に迫っている。最新情報満載で、やがて熟年期を迎えるという若い世代も必読。
バブル経済が真っ盛りの時代からエネルギーの節約を呼びかけ、経済万能主義を批判してきた故・笹川良一。節約、粗食、勤勉、義理人情、親孝行、かつての“当たり前”を捨て去った日本人へ、悪名高き“昭和の傑物”が平成の国難に喝を入れ、エールを送る提言集。
「ラフカディオ・ハーンの生涯」3部作、『赫奕たる反骨 吉田茂』、最近では『悪名の棺 笹川良一伝』など数々の作品を発表してきたノンフィクション作家、工藤美代子さん。 優れた評伝の書き手として知られる彼女だが、その一方で怪談、とりわけ怪談実話の領域でも重要な著作がある。1997年に刊行された『日々是怪談』は著名人による当人の怪異体験の記録として刊行当時から大きな話題を呼んだ。 その工藤さんが、幼少時より「お化けさん」とともに生きてきた自らの人生をつづった『もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら』をこの度刊行した。 真夜中の病室で耳にした子どもの声、父の邸宅で見かけた男の顔、母が体験する生死を超えた交流など、彼女自身が見聞きしたさまざまな怪異をノンフィクションの手法で描いた傑作だ。 「気をつけたのは断定的な書き方をしないこと。彼らが何を伝えようとしているのかわたしにはわからない。霊能者でもないのに決めつけるのはよそうと」と工藤さんは語る。いたずらにセンセーショナルな表現へと走るわけではない。 とりわけ注目なのは…
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