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怪と幽 vol.001 2019年5月 (カドカワムック 781)

「怪と幽 vol.001 2019年5月 (カドカワムック 781)」のおすすめレビュー

『怪』が『幽』と合体して新登場!巷説百物語の新シリーズも開始でファン必読の一冊

『怪と幽 vol.001 2019年5月』(荒俣宏、京極夏彦、他/KADOKAWA)

 妖怪ものが好きな方であれば読んだことはあるであろう妖怪マガジン『怪』。筆者もときどき購読していたが、いかんせん、月刊誌のようにこまめに発行されているわけではないため、発刊時に見逃してしまうことも多く、気づいたときにバックナンバーを購入するということもあった。このたび発見したのが『怪と幽』(荒俣宏、京極夏彦、他/KADOKAWA)である。同じKADOKAWAから出ている怪談専門誌『幽』という雑誌の存在は知っていたが、その『幽』と合体して新登場というわけだ。なるほど!

 筆者がまず注目したのは、京極夏彦の「巷説百物語」の新シリーズ、『遠(とおくの)巷説百物語』のスタートである。「巷説百物語」は京極の作品の中で特に好きなシリーズだ。映像化されたものも見たが、面白い。妖怪好きにはたまらない内容である。シリーズの再開ということで、今号では「巷説百物語」のおさらいが特集されている。これまでに書籍化されたシリーズの紹介に、裏稼業の人々の相関図と各地ゆかりの人々が図解されており、…

2019/6/15

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怪と幽 vol.001 2019年5月 (カドカワムック 781) / 感想・レビュー

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ペペロニ

前々から気になっていた雑誌が1つになるということで迷わず手にとってみたけど、好きな作家の作品もいくつも載っていたし、次のも面白そうなら購読しよう。

2019/05/08

灰月弥彦

vol.3が出ようかというのにvol.1をようやく読む。澤村伊智さんと恒川光太郎さんがさすが。

2019/11/26

ユキタ

図書館。巷説百物語が再始動してるのは嬉しい!ほかにも有栖川有栖や近藤史恵といった既知の作家さんが知らないシリーズ怪異譚を書いてることを知れたのは大きな収穫。

2019/09/25

さとうめぐみ

vol.002が出てしまったけれど、ようやく一通り読了。お目当ては京極氏だけど、それ以外もなかなかの読み応えでした。怪も幽も創刊してしばらくは購読していましたがいつのまにか買わなくなってしまって。でもコレはちゃんと続けようと思います。vol.002に心置きなく取りかかれる!

2019/10/01

無職さん㌠

恒川光太郎『箱のなかの王国』 中世風異世界が広がる不思議な箱を少年が拾って成長する話。その世界では無差別殺人犯が跋扈してたり、民衆を虐げる悪政が敷かれているようだけど、観察できるだけで原則こちらからは干渉できない。ある方法を除いては… ネタバレになるから詳しく書けないけど、異世界転生しない異世界物と言えるかも。収録作中一番好き。面白かった。この作家知らなかったので他の作品も読んでみよう。

2019/10/19

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