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猫なんて!

猫なんて! / 感想・レビュー

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優希

猫愛に満ちたエッセイでした。作家は猫が好きなんだなとつくづく思います。とはいえ、ベッタリという感じではなく、適度な距離を保っている。構いすぎもしなければ媚びられもしない関係が人間と猫をうまくつないでいるのではないかと思いました。作家と猫は切っても切れないような気がしてなりません。

2016/12/29

miww

47話の猫にまつわるエッセイ。装丁が凝っていて可愛い。猫愛溢れるもの、ほっこりもの、読むのが辛いものなど様々な内容でした。超短編なのでサラッと読めるがさすが作家さん、ねこを観察する目は素晴らしい。

2016/12/29

Ikutan

猫好きな作家さんが多いとは聞いていましたがなんと47話も。猫を飼ったことがない私には新しい発見がいっぱい。長谷川町子や水木しげるなどの漫画もあって楽しい。そして、やっぱり、さすが作家さん。その観察力と描写力!そして、それよりびっくりしたのは、そんな猫たちの虜になってしまった作家さんの猫愛の深さ。角田さんのトト愛を初め、「猫事猫信ことわざ小辞典」を作った柳瀬さんや猫に変身してしまった麿さん(ほんま?笑)などなど。猫以外に犬など他の動物も登場するが、中島らもさんにはびっくり。まさに動物園だわ。装丁がおしゃれ。

2017/01/18

ぶんこ

知っている方々の猫エッセイは微笑ましかったり、あるあるで楽しく読みました。他の知らない方々の中では平出隆さんのエッセイが最も心に残りました。野良猫との節度を持った接し方に、男の人らしい猫愛を感じて好ましく好きになってしまい他の作品も読んでみたくなりました。漫画作品も多く、どれも面白かったです。

2018/06/12

九月猫

「本」の次は「猫」。キノブックスさん、なかなかツボをついてくる。特に好きなのは、幸田文と野坂昭如、伊丹十三。長谷川町子と水木しげるの漫画もさすがに面白かった。続きがどうなるのか気になったのが平出隆。本当にやっちゃったの?とこれまた気になったのが麿赤兒。「かわいい、かわいい」というお話より、猫らしく人間にすり寄らず少し距離を置いて、(猫好きの)作家らしく観察や分析をして、というようなお話が多いので、帯の引用は他のものがいいと思う。もちろん、猫が「なんてかわいいのだ。」には疑問も文句も挟む余地はないけれど♪

2016/12/31

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