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ミサキア記のタダシガ記

ミサキア記のタダシガ記

ミサキア記のタダシガ記

作家
三崎亜記
べつやく れい
出版社
角川書店
発売日
2013-06-28
ISBN
9784041104712
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ミサキア記のタダシガ記 / 感想・レビュー

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おいしゃん

三崎亜記の社会風刺風味のエッセイ集。「どうせおいらは友だちいないから」という感じの、ちょっと卑屈な視点からなので、続けて読むとやや胸焼けがするが、2ページごとにオチをつける腕はさすが。

2016/06/06

Mumiu

目で見たもの、経験したことだけを信じるには今の世界は広すぎる。数多の情報を見極める力がほしいと思う。となり町と戦争(自治体の長期計画の中にも組み入れられている!)してみたり、本が飛び交う図書館があったり、町が突然消滅してみたりという作品を書く人の日常とその視点と感じ方。共感することもたくさんありました。「流行色委員会」に「私の小説に出てくるような」と感じる作者がイイ!

2015/06/22

じゅん兄

エッセイの内容には共感できることが多い、けど僕に考えつくかと言えば、まずできない。三崎亜記ほど物事を冷静に俯瞰できないから。この人の小説は、日常と非日常を絶妙のバランスで組み合わせることで表現される不思議な世界観が魅力だと思う。そんな異空間が創作できるのは、世間の評判や評価に左右されず、自分の価値観で判断できるからなんだろう。そんな創作の原点がわかる一冊。

2013/12/14

大笑いするタイプの面白いと言うより、興味深いタイプの面白い。最初の「便座カバー」からやられた。あなた全くその通りよ。いたって真面目で、シュールな笑い、かな。三崎さんが偏っているのか、世間が偏っているのか度々わからなくなる。政治のこと、日本語のこと、経済のこと、広く見聞があって思慮深い方だとお見受けしました。誰のことも否定せず尊重していて。Twitterのつぶやきも面白い。こんな友達がいたら、箸が転んだだけで地球の危機へと発展してしまって、宇宙人がやってきて誘拐されて...。はい、杞憂杞憂。

2013/11/06

ゆにこ

作品から抱いていたイメージとほぼ同じでした。クールで皮肉が好きな感じ。イラストも良かった。

2014/07/07

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