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二周目の恋 (文春文庫 わ 17-50)

二周目の恋 (文春文庫 わ 17-50)

二周目の恋 (文春文庫 わ 17-50)

作家
一穂ミチ
窪美澄
桜木紫乃
島本理生
遠田 潤子
波木 銅
綿矢りさ
出版社
文藝春秋
発売日
2023-07-05
ISBN
9784167920630
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二周目の恋 (文春文庫 わ 17-50) / 感想・レビュー

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ミカママ

帰国中の本屋さんで目が合い、もちろんのタイトル買い。「最後から二番目の恋」っていう名作ドラマあったけれど、あれを想定させるような。ヒトはなぜ「恋」に名前をつけたがるんだろうね(笑)それはさておき、お馴染みの作家さんから初めましての作家さんまで、わたしの心に刺さる秀作揃い。きっと編集さんの感性がわたしのそれに合っていたんだろう。恋をしているあなたから、憧れにとどまるあなたまで、たくさんの女性に読んで欲しい短編集。

2023/08/21

starbro

人気女性作家7人による大人の恋愛アンソロジー短編集、どの作品も魅力的ですが、オススメは、一穂ミチ『カーマンライン』&遠田潤子『道具屋筋の旅立ち』です。https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167920630

2023/08/11

いつでも母さん

同じ人の・・恋・・いろいろ。7名の作家のアンソロジー。一穂さんの『カーマンライン』は家族の情を感じてホロッとした。遠田さんの『道具屋筋の旅立ち』母親に憤りを感じたし、そんな優しいラストは要らないと思った私は鬼ですか?桜木さん『無事に、行きなさい』は桜木姐さんだぁ!って(笑)どれも初めての作品を面白く読んだ。私は夫と何周目の恋をしているんだろ・・

2023/08/17

ひさか

オール讀物2023年2月号の特集から島本理生:最悪よりは平凡、綿矢りさ:深夜のスパチュラ、波木銅:フェイクファー、一穂ミチ:カーマンライン、遠田潤子:道具屋筋の旅立ち、桜木紫乃:無事に,行きなさい、窪美澄:海鳴り遠くに、の、よくぞ集めたと思う恋愛ものの7つの短編。短編だからこそ成立する世界というのがあると思える話ばかりで、興味深く、しかもどの作品も、深い余韻が残り面白い。恋愛ジャンルは好んで読まないのですが、うれしい誤算でした。

2023/08/27

machi☺︎︎゛

まさしく二周目の恋というタイトルがぴったりのアンソロジー。その名の通り一度の恋愛を経て経験や失敗を味わった女性が二度目の恋に挑む。だけどハマる話とちょっと今は違うって話があって今まで好きな作家さんがちょっと苦手になったりやっぱり大好きな作家さんは大好きだったりと明暗が分かれる結果となった。あくまで個人的な感想。一番好きだったのは島本理生さんの「最悪よりは平凡」

2024/01/06

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